KIMURA TUCK CUBA L/S - C/L Chambray 2色展開

KIMURA - New Arrival

36,300円(税込)

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INDIGO
BLACK SOLD OUT36,300円(税込)
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独自のセンスと高い技術力の融合


 デザイナーである木村嵩之氏により2016年にスタートした、シャツを中心としたブランド。厳選された世界各国のシャツ素材を使用し、ドレスからカジュアルまで独自のデザインや仕様で展開しています。
 縫い目やサイズ感、ディティールなど”狂気的”とも言えるこだわりが満載。

 そんなKIMURAの「TUCK CUBA L/S」です。 



こんなシャツ見たことない!


 KIMURA流のキューバシャツ。
 しかし、ひと目見ただけで、このシャツが単なるキューバシャツの再解釈ではないことがわかります。


 古いキューバシャツに見られる端正なピンタック。
 その意匠を受け継ぎながらも、KIMURAはそれを装飾としてではなく、「生地そのものの軽さと構造」を表現するための手段として用いています。


 KIMURAが近年追求しているのは、「生地をどこまで途切れさせずに衣服へ変換できるか」という思想です。

 従来のシャツは前身頃と後身頃を分断し、脇を縫い合わせることで成立しています。
 ところがこのシャツでは、右前立てから左前立てまで一枚の生地がぐるりと胴体を包み込むように構成され、身頃脇の縫製が存在しません。


 当然ながら通常のシャツのような袖付けは不可能になります。
 そこでKIMURAは、別で筒状に形成した袖をはめ込む特殊な手法を採用しています。
 効率だけを考えれば決して選ばない方法。
 しかしその手間があるからこそ、着用時には肩や腕周りに絶妙な空間が生まれ、身体の動きに自然に追従してくれます。

 身体を包む布の流れが途中で遮断されることなく続いていく。
 その感覚だけでも十分に特異ですが、このモデルではさらにその先へ進みました。


 印象的なのは、裾に残された「生地の耳」。
 本来であれば裁ち落とされてしまう部分を、そのままデザインとして生かしています。

 裾に生地の耳をそのまま使用するためには、生地の裁断効率を犠牲にしながら型紙を配置しなければならず、通常の量産服ではまず選ばれない贅沢な設計が求められます。
 大量生産の論理から見れば、明らかに遠回りです。

 けれどその遠回りの先にしか存在しない美しさがあることを、このシャツは証明しています。


 通常、織物は仕上げ工程で「ヒートセット」と呼ばれる工程が施されます。
 その際、生地の両端をピンで固定するため、耳には無数の小さな穴が残ります。
 私たちが普段目にする生地の耳とは、本来そういうものです。

 しかしこの生地ではピンではなくクリップを使用。
 その結果、生地の端には一切のピンホールが存在しません。
 
 まだ誰の手も加わっていない布の原初的な姿。
 生地の端とは思えないほど美しく、凛とした表情を見せています。


 そしてその耳が、そのまま裾に現れる。
 通常のシャツであれば三つ折りや二つ折りにされる部分に、生地の重なりが存在しません。
 そこにあるのは、一枚の布の終わりそのものです。

 だからこそ、このシャツには独特の軽さがあります。
 単に重量が軽いというだけではありません。
 視覚的にも、触覚的にも、布が持つ緊張感がそのまま身体の周囲に浮かび上がるような軽さです。


 また、このセルビッチ使いはデザインにも大きく寄与しています。
 前身頃に走る、左右対称の無数とも思える細かなタック。
 しかしそのタックは裾まで縫い切られているわけではありません。

 途中で縫い止められたタックは、裾に向かってゆるやかに解放され、生地がふわりと広がる構造になっています。
 その姿は、まるでギャザー。
 ピンタックの直線的な美しさと、ギャザーの柔らかな揺らぎ。

 本来なら相反する二つの表情が、ひとつのシャツの中で共存しています。
 その姿はどこか工業製品的な均整と、手仕事の温もりを同時に感じさせます。


 シルエット自体は決して大きくありません。いわゆるオーバーサイズとも異なります。
 それでも窮屈さとは無縁で、身体を立体的に包み込む設計によって驚くほど軽快な着心地を実現しています。

 風が服の中を通り抜ける感覚。
 真夏に袖を通した際、その快適さに思わず感心してしまうはずです。


 生地は、5ozのコットン・リネンダンガリー。
 一般的なシャツ地と比べても非常に軽やかで、コットンの柔らかさとリネンの清涼感が絶妙に溶け合った素材です。

 単なる無地ではなく、たてよこの異なる色糸が織りなすダンガリー特有の奥行きによって、光の当たり方で表情が微かに揺らぎます。
 グレーとも墨色とも言い切れない色合い。
 まるで長い年月を経て色褪せたフランスのワークウェアのような静かな美しさを感じさせます。


 着用時には5ozという軽量な生地が風を含み、身体の周囲に柔らかな空気層を生み出します。
 真夏の日差しの下でも肌離れが良く、歩くたびに微かに揺れる生地は、とても軽やか。
 それでいてリネン特有のドライな質感だけでは終わらず、コットンが加わることでしっとりとした落ち感も感じられます。

 このシャツは涼しいだけではありません。
 着込むほどに身体へ馴染み、経年変化を存分に楽しめるシャツなのです。


 さらに細部への執着も見逃せません。
 全てのボタンには艶を抑えたナットボタンを採用。
 天然素材ならではの落ち着いた質感が真鍮フックや生地の風合いと見事に調和しています。
 
 しかもそれらは丁寧に手付けで取り付けられています。
 量産品の合理性とは対極にある仕事。
 その積み重ねが、完成した際の空気感や品格に確かな差となって現れています。

【INDIGO】

MODEL : 167cm 着用サイズ3







【BLACK】

MODEL : 170cm / 50kg 着用サイズ3







 キューバシャツという南国由来の開放的な衣服を出発点にしながらも、KIMURAが辿り着いたのは全く別の景色です。
 装飾を削ぎ落とし、縫製を減らし、生地そのものの存在感を際立たせる。

 「何かが違う。」
 服をよく知る人ほど、その静かな違和感に気付くはずです。
 その小さな違和感こそが、このシャツの価値であり、KIMURAというブランドが追い求める美学そのもの。
 控えめでありながら強く記憶に残る、実にKIMURAらしい名作です。

商品情報


素材コットン75%、リネン25%
生産国日本
生地の厚さ
厚手
普通
薄手
透け感
あり
ややあり
なし
伸縮性
あり
ややあり
なし
洗濯表示


サイズ感について


▶︎スタッフ加茂
 170cm / 50kg / 足のサイズ:約24.5cm

 サイズ3を着用しています。
 決してオーバーシルエットではありませんが、程よくゆとりを感じるシルエット。
 涼しく、でも品があるシャツです。経年変化も楽しみですね。

サイズ表


肩幅身幅着丈袖丈
3約47.5cm約58cm約72cm約61.5cm
4約49cm約60cm約75cm約63cm

▶︎サイズの測り方はこちら

※ご利用のパソコンやスマホの画面によって実際の商品とカラーが多少異なって見える場合がございます。予めご了承下さい。

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